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CHART -伊勢・紀伊-
物語の展開をチャートにしました。
そのシーンの主要台詞も網羅しています。
伊勢
『伊賀村』
菊五郎と初顔合わせ。
百々地丹波の救出を依頼される。
菊五郎
「君たちが火の一族か!? 
なんだ、鬼骨城を倒したというから、どんなすごい奴かと思ったら、小汚い田舎者じゃないか!
ちっ、こんな奴らがこの僕の相手じゃ、役不足だなぁ……
おっと失礼! ご挨拶が遅れてしまった。
そのマヌケそうな頭に僕の美しい名前を刻み込んでもらおうか。
僕がジパング一の伊達男! 根の一族、最強にして最高の美男子! 
愛と美の戦士!! ピンクの竜巻・菊五郎様その人だ!
君たちと戦うのも汚らわしいが、命令だから仕方がない。
せいぜい僕の引き立て役として、死んで……」
カブキ
「やいやいやい……!!! 黙って聞いてりゃ、ペラペラペラペラ、うるせーーーーんだよ、おめえは!
誰がジパング一の伊達男だあ!? 決まってんじゃねぇか! このカブキ団十郎様よ!」
菊五郎
「うーーん、こいつ。勝手に人の話に割り込みやがって! 無礼な奴め!
おまえが伊達男だと? みっともねえ旗なんか背負いやがって。
そういうのは伊達男じゃなくて、「バカ」って言うんだよ!」
カブキ
「ぬぁーにぃぃぃぃぃ!!! てめえこそカマボコみてえな恥ずかしい頭しやがって!
こうなったら、どっちがジパング一の伊達男か勝負してやろうじゃねーか!」
菊五郎
「かまっ、かまっ、カマボコ!? 面白い! やってやる!!
きさまと俺とどっちがハデに目立ちまくるか勝負だ!!」
カブキ
「みじめに負けて、吠え面かくなよ!!」
菊五郎
「その鼻、へし折ってやるぞ!!」
カブキ
「おーおーおー! 折れるもんなら、折ってみやがれ! このピンクのとぐろ巻き野郎!!」
菊五郎
「と、と、と……言うに事欠いて、トグロマキだ!? このやろう!!
あれは、俺様のおしゃれなピンクタイフーンだ!!」
カブキ
「よく覚えとけ!! ジパング一男前で強くて女にもてるのは、このカブキ様だ!!
他の誰であろうと、このカブキ様の足下にも及ばねえ!! 
俺が、ジパング一の伊達男・カブキ団十郎様だァーーーー!!!」
菊五郎
「ほざいてろ、田舎者!
これ以上、君たちに付き合うほど、僕は暇人じゃないんでね。そろそろ失敬するよ。
そして、僕は予言しよう!
次に会う時までに君たちは五回、僕を尊敬する言葉を唱えるだろう」
『志魔村』
真珠養殖の筏から「天章の笛」を手に入れる。
●石舞台で「天章の笛」を吹き、岩舟に乗る。
『根来の古墳』
●菊五郎が、友だち・花吹雪 典善を紹介する。
菊五郎
「ようこそ! 火の勇者の諸君! 『菊五郎、偉い』もう覚えてもらえたかな?
いくらサルより頭の悪い君たちでも、さすがに覚えただろ?
『菊五郎、偉い』美しい響きだ!
さあ、今日は君たちのために特別に僕の大切な友だちをご紹介しよう!!
花を愛する究極のロマンチスト!! 花吹雪 典善君! はりきってどーぞ!!」
●花吹雪 典善を倒し、百々地丹波を救出。
紀伊
『串本村』
●百々地三太夫と初顔合わせ。
花火
「火の一族の卍丸殿でございますね。お初にお目にかかります。
我ら三人、伊賀の百々地丹波が孫にて、百々地三太夫と呼ばれております。
卍丸殿を手助けするため、まかりいでましてございます。
私は、長女・花火と申します。
その節は頭領をお救い下さり、誠にありがとうございました」
まつり
「よう。あんたが卍丸かい!? あたいは、次女のまつり。
悪いけど、あたいは火の一族は手助けなんて気が進まないんだよ。
伊賀者の仇は、伊賀者が獲る!! それが当たり前じゃないのかい?
けどね、伊賀には、『命の報いは、命で報う』なんて、カビ臭い掟があんのよ。
そんな大昔の決まり、あたいは嫌いなんだけどね。
まあ、掟には逆らえないから助けてやるよ」
みこし
「私、末っ子のみこしだよ! うちのじいちゃん助けてくれて、どうもありがと!
私、一生懸命働いて、卍丸さんに恩返しするよ!」
花火
「では、これより先の国の調査に出ることに致します。
我ら三人、命を賭して卍丸殿をお助けする所存にて……」
百々地三太夫
「以後、お見知り置きのほど、よろしくお願い奉りあげます!」
『嘆きの谷』
●イヒカ村の長老から「四水の鏡」を貰う。
『熊野村』
●「神タタの船」を手に入れる。
『串本村』
●「壱の銅鐸」を手に入れる。
『白浜村』
●「弐の銅鐸」を手に入れる。
『清姫村』
●菊五郎が、友だち・くちなわ姫を紹介する。
菊五郎
「ようこそ! 火の勇者の諸君!
さあ、今日は君たちのために特別に僕の大切な友だちをご紹介しよう!!
エレガントな御髪が風に揺れる!! くちなわ姫君! 張り切って、どーぞ!!」
●菊五郎の友だち・くちなわ姫を倒し、「参の銅鐸」を手に入れる。
『和歌山町』
●カブキと菊五郎の変身術対決。
菊五郎
「やあ!! 相変わらず、趣味の悪い服を着ているね。カブキ君!
そんな姿で伊達男を気取ってるんだから、僕も開いた口がふさがらないよ。
今日は、僕と君の格の違いってのを見せてあげようと思って、わざわざ招待したのさ。
僕と君、どっちがジパング一の伊達男か、決めてみようじゃないか。
術を遣って、どちらがハデに変身できるか勝負だ。もちろんハデなほうの勝ちさ。
僕が負けたら……そんなこと、ありえないけどね。高野山の山門のカギをやろう。
君が負けたら、ここから飛び降りてきれいさっぱり死んでくれたまえ。
この勝負、受けてくれるかね。それとも、恐いかな?」
カブキ
「やいの!! やいの!! やい!! さっきから聞いてりゃふざけたことぬかしやがって!!
上等だ!! その勝負、受けてやろうじゃねーか!!
もし、俺様が負けたら、素っ裸でここから飛び降りてやらぁ!!
その代わり、俺様が勝ったら、
菊五郎は俺様の術を見て、ビビッて小便ちびったって、言い振らすからな!」
菊五郎
「カーーー、カッカッカッ!! それは面白い。では、素っ裸で飛び降りて貰おう。
では、俺からだ。見ろ、菊五郎様の華麗なる変身!!
なぁーご、化け猫だぁ! どうだ、恐ろしくて声も出まい!!」
カブキ
「はーはっは。可愛らしいじゃねぇか。そんなら俺様は、化け猫よりおっかない虎だ!!」
菊五郎
「んっ……ならば、こっちは大空を飛ぶタカだ!! 虎など空を飛べまい!!」
カブキ
「なはっは……ちいせえ、ちいせえ!! 俺様は鋼鉄の鳥。ジャンボジェットになってやる!!」
菊五郎
「きゃー、そんなもの大砲で撃ち落としてやるわ!!
カブキ
「かはーっ! ミサイルの方が威力があるぜ!!」
菊五郎
「く、くそ〜!! だが文化遺産は攻撃できまい!! 五重の塔だ!!」
カブキ
「ぐわーはっはっはっ! そんなら、その何倍もでかい東京タワーってのはどうだ!?」
菊五郎
「おのれ〜! そんなものな、龍が絡み付いてな、ねじ曲げてくれるわ!!」
カブキ
「ふぁーはっはっはっ! 龍なんかより、ガジラの方が強いぞ!! ほらよっ!!」
菊五郎
「あんぎゃーーーー!」
●変身を解く菊五郎。
菊五郎
「きゃーはっはっはっ! 今日のところはこれまでだ。
おまえのバカさかげんには、これ以上付き合ってられん!! 高野山の山門のカギはくれてやる。
密林城へ来い!! 密林城で面白い趣向を用意して待ってるぞ!!」
●この対決の後、「山門のカギ」を手に入れる。
『高野山』
●菊五郎が、友だち・突撃牛太郎を紹介する。
菊五郎
「ようこそ! 火の勇者の諸君!
さあ、今日は君たちのために特別に僕の大切な友だちをご紹介しよう!!
二本の角がとってもセクシーです!! 突撃!! 角太郎君! 張り切って、どーぞ!!」
●菊五郎の友だち・突撃牛太郎を倒し、「四の銅鐸」を手に入れる。
伊勢
『妙院』
●四つの銅鐸を配置し、イヒカの巨人を復活させる。
●その巨人に乗り込み、密林城へ。
『密林城』
●密林城に入る。
デロレン
「やあ、久しぶりだね! 卍丸君!! 密林城へ潜り込んで来るとは、いや大したものだ!!
せっかく来てもらったわけだから、ざっとこの城の説明をさせてもらおうかのぉ。
この城は生きておるのじゃ!! 壁も、床も、みな君たちと同じように呼吸しておる。
まあ、見ればわかるよ。
それとな……菊五郎の方も、君たちに見せたい物があるとかで、張り切っておったよ。
それじゃ、またどこかで。生きていたら、会いたいね……」
●菊五郎が、友だち・黒の海老蔵を紹介する。
菊五郎
「ようこそ! 火の勇者の諸君!
さあ、今日は君たちのために特別に僕の大切な友だちをご紹介しよう!!
固い鎧もスポーティに着こなす!! 黒の海老蔵君! 張り切って、どーぞ!!」
●菊五郎のステージを観る。
菊五郎
「ご来演の皆様! 長らくお待たせいたしました!
只今、特別ゲスト! 斬られ役の火の勇者の諸君が到着しました!!
この無謀なる若者たちに盛大なる拍手をお願い致します。
それでは今宵、皆様にお届けするのは……菊五郎の一八番……『蝶と虫ケラ』です。
その残酷なまでの強さの対比を思う存分ご賞味下さい! それでは、ミュージックスタート!!」
●真の姿を現す菊五郎。
菊五郎
「ようこそ! 火の勇者の諸君!
ここが神聖なる僕の部屋! いわば、僕自身だ! そして……
君たちの棺桶となる場所だ! まだ、わからないようだねぇ?
君たちはまんまと誘き出されたのだよ! 僕の腹の中にねぇ! さあ、第二幕の始まりだ!
題して……『虫ケラの最後』だ!」
●菊五郎を倒す。
菊五郎
「ぐふっ……君たちごとき虫ケラに、完ペキな僕が敗れ去るとは……
醜き者は…はびこり……美しき者の…短命なるかな……根の一族に……栄光を……」
●「聖剣・妙院カラス」を手に入れる。
カラス
「俺の名はカラス!! よくぞ密林城を倒した!! 誉めてやるぞ。
よし!! 俺の編み出した黒羽斬をおまえにやろう!!
黒羽斬は、一度遣うとしばらく動けなくなるほど体力を消耗するが、
敵に大きな痛手を負わせる技だ!!
さあ、ぐずぐずするな!! この聖剣・妙院カラスで、暗黒ランを切って捨てろ!!」
『伊勢神宮』
「聖剣・妙院カラス」を使い、暗黒ランを切る。
●三博士がヨミに事の経緯を報告。
ベーロン
「ヨミ様に申し上げます! 卍丸たちに菊五郎は敗れ、伊勢の暗黒ランも切られました。
しかし、御安心くだされ! 奴らが京に入ったところで何もできませぬ!
京と隣り合う国への道は、暗黒ランの根で全て塞いでしまいました。
唯一残る琵琶湖の水路の方にも、手を回してござりまする。
卍丸の焦る顔が、目に浮かびまするな。クックックッ……」