1999年11月15日放送(第214回)

先週の半ばぐらいに、「オチンチンかゆかゆシンドローム」が再発した。
そこで、アルバイト見習い助手補佐まで格下げされた松上が、気を利かしたふりをして特効薬を買ってきてくれた。
そのインキンタムシの薬が伊集院の知らない間に上着のポケットに入れられており、仕事先でスタイリストのハムちゃんにまんまと見つかってしまった。
これにより、一年半もかけて開けた心の扉が、また閉ざしてしまった。
この件が原因で、今までの松上の謀略の数々を思い出す。
UP’S今週の歌:プールピットボーイズ『青の奇跡』二時台の歌をかけてしまう。
松島ディレクターがかけるCDの順番を間違えてしまった。とりあえず、松上のせいにしておく。
謀略家・松上によって起こされた数々の事件について。
みんなで一ヶ月もかけて計画した伊集院の誕生日を数秒でぶっつぶした。
松上は、全国で50人ぐらいしか聴いていなかったという「セントギガ」の常連リスナーだった。
その番組に毎週50枚ぐらいの大量のハガキを送っていた。
しかも、面白いネタばかりだったので、当然、伊集院の目に付く。
ある時、その大量のハガキが急に途絶え、それに心配した伊集院が松上宅に電話をかけたのが、出会いのきっかけだった。
去年の秋、スペシャルウィークで「裸・フィッシング」という企画を行った。
そこでも、松上の謀略があった。
小食の松上が「デニーズ」で食料を大量に流し込み、テープ素材として使うシーンになると決まって吐く、という計画的な行動を起こされた。
松上がリスナーからスタッフになったセントギガの打ち上げで焼き肉屋に行くという時にも、謀略があった。
松上が注文したメニューが、焼きレバー十二人前に、カルビ三人前というやる気が起きなくするための変なオーダーだった。
コンビニ行かせたら、飲料水は買わずにビスケットだけを購入。
毎週、大量のキットカットを買って来ては、余った分を持ち帰る。
サウンドステッカー:「豆知識予備校」其の壱。
「アクセス」がやらせ問題を切っていた。
「愛する二人・別れる二人」のやらせ問題について。
「八時だよっ 全員集合!」「仮面ライダーV3」などのやらせ疑惑を伊集院が切る。
「愛する二人・別れる二人」のやらせをやろうとしている舞台裏のドキュメンタリーが見てみたい。
有名芸能人をだませるぐらい芸達者なのに、その人が役者として無名というのが不思議。
出演するカップルのセリフと展開を考えている作家も、凄い能力の持ち主だと思う。
若手のディレクターが、リストラされた人を取材するというドキュメンタリーが面白かった。
そのリストラされた人は役者で、若手のディレクターの聞き手としての能力を試すために仕組まれた番組。
実際は、その役者がアドリブ芝居にどこまでの真実を埋め込むかを取材したドキュメンタリー。
コーナー(第2回)『早押しクイズ QQQのQのQ』
鈴木順アナがクイズの問題を出す。
答えが「ゼットン」「前歯を上手に使う」の問題を作る。
サウンドステッカー:「豆知識予備校」其の弐。
来週・再来週の録音放送の告知。
11月22日から12月3日まで、何年かぶりの12日間の休みを取る。
奥さんが旅行の計画全てを担っているらしく、欧州へ旅行に行くことがわかった。
どうやら、ベニスでゴンドラに乗るという計画もあるらしい。
録音になってしまうお詫びに、プレゼント企画もある。
コーナー(第24回)『ダメ人間…だもの』
ネタハガキを読んで、「仕立屋の恋」という映画のストーリーを語る。
一人暮らしの時、よく食中毒になっていた。
伊集院は親と雪だるまを作ったことがないので、雪だるまが忌々しい。
UP’S今週の歌:ノーザンブライト『ワイルド・フラワー』
コーナー(第1回)『がんばれ、がんばれ、武田鉄也。あんたが大将』
サウンドステッカー:「豆知識予備校」其の参。
コーナー(第8回)『3点ゲーム』
サウンドステッカー:「豆知識予備校」其の四。
久しぶりにオリジナルのベストCDを作った。
「グリースリーブス」「水の中にいるようだ」「荒城の月」「ヤシの実」「夏のタイムマシーン」などを入れた。
小泉今日子の「夏のタイムマシーン」を聴きながら、新コーナー案を考えていた。
新コーナー案『夏のタイムマシーン(仮)』
伊集院が小学生の頃、ラブレターの返事を貰って異常に喜んだ。
でも、それはお断りの返事だった。
その返事を貰って、喜んでいる自分に突っ込みを入れたい。
松上が小学生の頃、友達と御輿を盗み、川に投げ捨ててしまった。
あの時の自分にアドバイスをしたい。
野辺山公園で、野グソをしているところを父親に見つかってしまったこと。
公衆便所を通り過ぎてしまった昔の自分に突っ込みを入れたかった。
録音放送のため、週末までにハガキを送ること。
きちんとアフレコされたエンディングテープ「それが伊集院光の声を聴いた最後だった……」を流す。