日頃から世話しているスタッフを引き連れ、ドライブに行ってきた。
車は借りたものの、行きたい目的地がなかった。
徒然なるままに和歌山へ行き、フェリーに乗って四国は高知へ。
ジャンケンでチョキを出したため、淡路島へ。
フェリーに乗って瀬戸内海を渡り、大阪へ。
ここでちゃんとした余暇を過ごすために、京都へ行くがやはり何もやることがない。
ジャンケンでグーを出したため、名古屋へ。
そこで時間切れになり、東京へ戻る。
2日間で車のメーターは1500q。
「伊集院光のUP’S Monday 深夜のバカ力」
和歌山のインターチェンジで朝ご飯。
四国で雪印のゼリーを食す。
淡路島で普通の居酒屋に入ってご飯を食べる。
大阪にあるホテルのルームサービスで食事を済ます。
名古屋で焼き肉を食す。
帰りのインターチェンジで軽く済ませる。
旅に出たい気分。
FAXテーマ『旅に行くならここがお薦め』
UP’S今週の歌:大黒摩季『がんばるしかないじゃん』
名古屋から東京に帰るまでの東名高速であることを試してみた。
時速60qの自動車の窓から手をお椀型にして出すと、バスト90の胸を握っている感触になるという噂を検証。
検証結果はまさにその通りだった。
そんなわけで、名古屋から浜松までの2時間もの間、ずっとそんな事をやっていた。
伊集院が落ち着く場所・ドキドキする場所・憧れる場所の説明。
何でもない山道にある放置された古い車を見るのが異常に好き。
それを見ると、様々な想像が膨らむので決して飽きない。
水際にあるイチジク浣腸を見ると、異常なほど想像が膨らむ。
昔、人が済んでいた形跡がある村に行ってみたい。
友人から聞いた話だと、北海道にある夕張炭坑は町ごとゴーストタウンになっているらしい。
そういう場所に行ってみたい。
UP’S今週の歌:米米クラブ『おつかれチアー・アップ』
今まで一番面白かった所は、長崎にある軍艦島。
戦時中、海底鉱脈から石炭を採るためだけに作られた人工島。
その島に残っていた「俺の心も軍艦島」という落書きに感動した。
当時と同じ定価で売っているアニメのプラモデルなどを売っているいい味を出している店内を見るのが好き。
最近は「何でも鑑定団」などのおかげで見当たらなくなってしまった。
コーナー(第17回)『珍肉番付』
20歳ぐらいの時、神奈川の山間部にあるダムに沈む予定の無人の町に行った。
古い平屋の小学校に行き、そこにあった落書きに興味を惹かれた。
そこで筑波万博についての頭の悪い感想文を見つけて楽しんだ。
教室の天井裏に作りかけの工作が置いてあるのにも、想像をかき立てられた。
井上は当時流行っていた銀蠅一家が好きで、腕に「岩井小百合命」という入れ墨を入れていた。
FAXを読む。
「使われていない重油スタンド」
「山奥に捨ててあるバキュームカー」
「防空壕」
「東京湾にある対黒船用の大砲の見張り台跡」
UP’S今週の歌:フォー・スティックス『アイ・ウィッシュ・ユー』
北海道トークに熱くなり、歌手名を間違える。
コーナー(第15回)『伊集インターネット』
「美味しいカレーの作り方」
キリンのアグリバイオ事業部に米について聞く。
インディカ米の情勢が混沌としているということで、電話ではなくFAXで膨大な情報を得る。
タイ産「バスマディ・370」というインディカ米が一番美味い。
これはタイの王宮御用達しの米。
福部村の農協にラッキョウについて聞く。
関東は大玉好み。
5月の下旬から6月がラッキョウの旬。
値段は、100個で600円。
TBS「お宝ハンティング」の武樋忠義に究極のカレー皿について聞く。
ルーはハウスのククレカレー。
来週の宿題は、番組の終わりに。
コーナー(第19回)『豚頭麗華の少しだけメランコリー』
CM:風邪小僧文化センターラジオショッピング「都都逸養成ギブス」
ファンクラブ結成イベントの告知。
コーナー(第7回)『私はマインドコントロールをされ…サルティンバンコ。アレグリア。……されていたんでしょうか?
』
フジテレビ主催のアレグリアの取材に行き、珍奇な舞に驚いた。
伊集院は、昆虫の頭をもぐことにはまっていた。
なぜか急に「星のカービィ」のシールを貼りたくなってしまい、レンタカーの隠れた場所に貼ってしまった。
コーナー(第17回)『日本一短いデブへの手紙』
FAXを読む。
「羽幌線の先にある無人の炭坑町」
「埼玉県・大滝村にあるニッチツ工業という鉱山」
UP’S今週の歌:レイジーナック『スパーク』
刺抜き地蔵の商店街の「テレビ商会」という店に新品の白黒テレビが売っていた。
買いに行ったら、区画整理で失くなっていた。
買わないまでも、そういう店を見ているだけで満足できる。
伊集院の実家の近くに、未だに西城秀樹のノートが売っている文房具店がある。
洞窟や古本の落書きとかを見ると、想像が更に広がるので好き。
「あっ、インターネット……」と呟いて終わる。