「伊集院光・深夜のバカ力 行くも地獄、止まるも地獄。焼死隊ターニングポイントスペシャル!!」
売り上げ総合計が122万3千5百円になった。
ディレクター松島の自宅を使って、売れ残りのCDを通信販売で売り捌いた。
先週の水曜日の昼過ぎには、およそ1000枚ものFAXが来る盛況ぶり。
お陰様で、939枚のCDが完売。
100万円以上の額面を目にして、スタッフ全員ブルってしまった。
今日は、この大金の使い道を考える。
焼死隊の活動を続けるか、ここで止まるのか、それをリスナーに決めて貰うことに。
今週の歌:焼死隊『走馬燈』
焼死隊の進退についてのプレゼンテーションをした後、リスナーから電話投票を行う。
電話受けのアルバイトは午前1時から雇っているので、早速遣う。
電話テーマ『焼死隊に関する事』
FAXテーマ『24時間テレビへの応援FAX』
「焼死隊ターニングポイントスペシャル!! 行く地獄編」
新しいメンバー紹介。
「天才プロデューサ伊集院光が選ぶ! 明日の焼死隊は君だ!!」
大牧雅美(65歳)への質問集。
プロデューサ伊集院、一押し。
「天才プロデューサ伊集院光が選ぶ! 明日の焼死隊は君だ!!」
フィリピン出身のマリル・ハウシャンへの質問集。
プロデューサ伊集院として気に掛かる事は、どうも本気でメジャーデビューを目指しているらしい事。
旧メンバーから脱退者を選ぶ。
野崎洋平とチン毛が生えたら脱退という約束をしていた。
各メンバーからこれからについての意見を訊く。
“行く”ことになった時の企画案。
新しい曲を作る。
ミニユニットを作る。
歌詞を募集して、歌を長くする。
「走馬燈」のリミックスバージョンをボーナストラックとして追加。
今週の歌:焼死隊『走馬燈〜面白フェイスミックス〜』AD柳沢によるリミックスバージョン。
去年の夏に作ったUP’S音頭もボーナストラックとして追加。
今週の歌:尾鷲義人『UP’S音頭』
122万円注ぎ込むとなると、もはや手刷りでは不可能なので業者に依頼。
納期が早くて一枚126円の業者か、納期が遅くて一枚90円の業者のどちらを選ぶか迷っている。
どちらの業者を選んでもCDを1万枚焼くことはできるが、売れずに焦げ付いた時どうしたらいいのか不安。
「焼死隊ターニングポイントスペシャル!! 止まる地獄編」
1:プレゼント企画を大仰に行う。
「少年ジャンプ百年分プレゼント」
「週刊宝石百年分プレゼント」
「時刻表96年分プレゼント」
「夢の東京一人暮らし3年分プレゼント」
「カラオケボックス2ヶ月貸し切りプレゼント」
「大人のおちんちんプレゼント」
2:特別企画の予算に組み込む。
「バス広告」
「タクシー日本一周」
「松島ディレクターの銅像を製作」
焼死隊に関しての意見を読む。
「他の番組のスポンサーになる」
スポット契約とスポンサー契約とでは、値段が雲泥の差。
スポット契約は、20秒CMで6万5千円。
平日午前6時から正午までの番組だと、20秒CMを1回流し、提供クレジットを言って貰うと軽く200万円を超えてしまう。
一番安い番組は、平日深夜1時から3時まで。
20秒CMが3回流し、提供クレジットを言って貰うと100万円。
ニッポン放送は、TBSと比べるとCM料金は桁違い。
3:番組ノベルティを豪華にする。
番組特製のトレーディングカードを製作。
携帯ストラップを製作。
お尻コインをグレードアップさせたお尻小判を製作。
伊集院ケシを製作。ただ、金型代がとても高い。
4:投資。
ミニロト、サマージャンボ、競馬、パチンコ、株、和牛オーナーなどに注ぎ込む。
アルバイト見習い松上をラスベガスに飛ばし、スロットマシーンをひたすらやらせる。
これまでのプレゼンを聴いた結果、“行く”か“止まる”かをリスナーに投票して貰う。
電話受け付け開始。
今週の歌:レビナス『ハッピー・ドライビング』
コーナー(第62回)『ダメ人間…だもの』
サウンドステッカー:「豆知識予備校」其の壱。
サウンドステッカー:「豆知識予備校」其の弐。
電話投票の呼び込み。
コーナー(第36回)『早押しクイズ QQQのQのQのQ のQのQ』
「クイズ$ミリオネア」の芸能人大会に出たかった。
鈴木順アナがクイズの問題を出す。
答えが「24時間テレビ」「コナミ」の問題を作る。
今週の歌:オラグチ桃子『泣いてったって』
サウンドステッカー:「豆知識予備校」其の参。
サウンドステッカー:「豆知識予備校」其の四。
FAXを読む。
24時間テレビに出て嬉しかったこと。
電話受付途中経過発表。
“行く”が390票。
“止まる”が174票。
コーナー(第21回)『裏・伊東家の食卓』
「“行く”か“止まる”か、焼死隊ターニングポイントスペシャル!! 電話投票受付終了&結果発表!」
“行く”が496票。
“止まる”が256票。
行くことに決定。
「走馬燈」の歌詞募集。
来週のスペシャルウィークの告知。
伊集院、AD柳沢、構成渡辺の3人で普通に旅行へと行って来る。
きちんとアフレコされたエンディングテープ「それが伊集院光の声を聴いた最後だった……」を流す。